あなたは大切な人です

主日共同の礼拝説教集

高座教会礼拝堂

復活の祝福―エマオのキリスト - 2019.04.21

  松本雅弘牧師 2019年4月21日 イースター礼拝 列王記上19章1~13節 ルカによる福音書24章13~32節 Ⅰ.「エマオへの道」 “エマオに向かう/足の重い二人の弟子に/復活のイエスは加わった/それとは知れず/互いに/話はアネモネの花のように心にはずみ/虫ばまれた丸木橋の上では/イエスが一番先に渡り/また三人で並んで旅をいった” (島崎光正作 「エマオ途上」) 高座教会にも来られたことのあるクリスチャン詩人、島崎光正の「エマオ途上」と題[…続きを読む]

あなたは大切な人です―貝を分かつ(貧しい)人は幸い - 2019.04.14

2019年4月14日 松本雅弘牧師 イザヤ書43章4節 マタイによる福音書5章1~12節 Ⅰ.エビと日本人 子どもの頃、「大好物は何?」と訊かれると、決まって「エビです」と答えました。でも、食べ過ぎてしまって、エビ・アレルギーになり、しばらく食べることが出来ない時期もありました。 実は、世界で一番たくさんのエビを食べているのは、日本だそうです。かつては、アジアの人々は小さな船で、小さな網で自分たちの食べる量だけのエビを獲っていましたが、いつか、日本のトロー[…続きを読む]

子どもを模範として - 2019.04.07

  2019年4月7日 松本雅弘牧師 イザヤ書11章1~9節 マタイによる福音書18章1~10節 Ⅰ.「だれがいちばん偉いのか?」 職場や学び舎で新しい出会いを経験する季節が来ました。この時期になるとほろ苦い経験を思い出します。それは受験に失敗したことです。 6年生の頃、急きょ中学受験をすることになり進学塾に通い始めました。進学塾では、しばしば「いい学校」の話を聞かされました。 聖書を読む者にとって「いい学校」は、神さまがその子のために備えられた[…続きを読む]

使徒言行録2章の教会をめざして - 2019.03.17

2019年3月17日 松本雅弘牧師 使徒言行録2章42~47節 Ⅰ.はじめに 「主は世界中至るところを見渡され、御自分と心を一つにする者を力づけようとしておられる」。(歴代誌下16:9)という聖句があります。 主なる神が、ある種の人々を世界中いたるところをくまなく見渡して探しておられる。それは御自分と心を一つにする人です。主はそのような人を見つけたら力づけるというのです。 今月、アジア・ミッション・フォーラムが渋沢教会で開催されます。アジアの諸地域のカンバ[…続きを読む]

「何をしてほしいのか」と問われたら - 2019.03.10

2019年3月10日 松本雅弘牧師 マタイによる福音書20章29~34節 Ⅰ.2人の盲人 この時、主イエスは十字架で贖いの死を遂げるためにエルサレムに向かっていくところでした。そのエルサレムに向かう最後の宿場町がエリコだといわれています。 そこに2人の盲人が「道端」に座って物乞いをしていたのです。目の見える人にとって、「目が見える」ということは「普通のこと」と考えます。でも「普通でない」2人の盲人のために、当時のユダヤ社会が提供した居場所が、普通、人は通ら[…続きを読む]