あなたは大切な人です

主日共同の礼拝説教集

高座教会礼拝堂

ペンテコステ ― 四世代が喜び集う教会の誕生 - 2018.05.20

2018年5月20日 ペンテコステ礼拝 松本雅弘牧師 ヨエル書3章1~5節 使徒言行録2章1~21節 Ⅰ.バベルの塔の出来事 ペンテコステと聞くと、私はバベルの塔の出来事(創世記11章)を思い出します。言葉が混乱した出来事です。あの時、人間は「さあ、天まで届く塔のある町を建て、有名になろう」(4節)と思い上がり、計画を実行し始めますが、それを喜ばれなかった神は言葉を混乱させます。 その結果、心が通い合わなくなり、人々は全地に散らされて行ったのです。 17年[…続きを読む]

上にあるものに心を留めよ - 2018.05.13

2018年5月13日 召天者記念礼拝 松本雅弘牧師 詩編90編1~12節 コロサイの信徒への手紙3章1~3節 Ⅰ.人間のもろさ 創世記は人間について大切な2つのことを教えています。1つは、人間はチリで造られたということ。もう1つは、人間が神のかたちに造られたということです。 人間がチリで造られたことには深い意味があります。風の強い日など、それによって土が宙に舞うことがあります。そしてまたしばらくすると地面に戻ります。つまり、チリは外の力(風の力や引力等)に[…続きを読む]

主イエスだけを見つめて - 2018.05.06

2018年5月6日 松本雅弘牧師 イザヤ書65章13~19節 マタイによる福音書14章22~36節 Ⅰ.主イエスはだれなのか、を問い直す経験 マタイ福音書には「山上の説教」が出て来ます。それに代表されるように、マタイ福音書は、イエスの弟子になる道を説いている福音書だと言われています。 その観点からすれば、今日の出来事も、弟子たちが、主イエスに従うということが一体どのようなことなのかを学んだエピソードとして紹介されていると言ってよいでしょう。 ところで、主イ[…続きを読む]

あの時以来 - 2018.04.15

2018年4月15日 春の歓迎礼拝 松本雅弘牧師 マタイによる福音書8章1~4節 Ⅰ.「あの時以来」 イエスさまというお方は、私たちが人としての自分を取り戻すために語りかけ、出会ってくださるお方ですね。今日もそうしたイエスさまとの出会いを経験した人が登場します。 Ⅱ.映画『あん』(河瀬直美監督)を観て 山上の説教を終えられた主イエスが山を下りると、重い皮膚病を患った人が近寄ってきました。 重い皮膚病とは、今で言うところのハンセン病とされてきました。ハンセン[…続きを読む]

根っこが育つということ - 2018.04.08

2018年4月8日 松本雅弘牧師 マルコによる福音書7章31~35節 Ⅰ.「イエスは、この人だけを群衆の中から連れ出して・・」 今日の聖書個所は、聴覚と言語に障がいをもつ人をイエスさまが癒され、そしてそれを知った人々の驚きの様子が伝えられています。 ところで、この人の身体的な障がいはコミュニケーションに関わるもので、大きな重荷となっていたことだと思います。障がいのゆえに人々との交わりから断絶を感じ、疎外感を覚えて過ごしていたことでしょう。 これは人間にとっ[…続きを読む]